ばすくくらし

バスク人パートナーのパタタとともにスペインはバスクに移住。バスクについていろいろ書きたいと思います。

【バスク】クリスマスイブです!

ZORIONAK! ももみです。
スペイン語だと¡FELIZ NAVIDAD!
英語だとHAPPY MERRY CHRISTMAS!


バスク語は何だか短い!そして意味は「おめでとう!」
もちろん今の時期にZORIONAKと言うときには、大概メリークリスマスと翻訳出来ますが、誕生日とかにもZORIONAKって言う。


不思議な言語です。



さて、クリスマスイブの日。
学校は冬休みの初日です。お休みです。
お仕事の人も概ね冬休みの初日になります。お休みです。


というわけで、大概家族(+親戚)で集まってお夕飯を食べます。
KFCは食べません。
でも七面鳥を食べるわけでもなく、食べたいものを食べます笑
定番はパテ(鴨とかの肝臓のテリーヌ)とかエビかな?


イブの日中はお夕飯の準備を皆でする感じです。
あとはみんなでバルに行ったりしておしゃべりして過ごします。



ちなみにクリスマスケーキという概念もありません。
ジンジャークッキーはパタタ家での支持率0%でした。


チョコボンボンとか好きなお菓子を大量に買って、クリスマス期間中いつでもつまめるようになっています。私はラカッシートス(LACASITOS)派です。


クリスマスの夜は皆で一つの家で寝て、翌朝のオレンチェロからのプレゼント開封を一緒に楽しみます。(子供のいる家庭)


※バスクにはサンタクロースは来ません。オレンチェロが業務委託を受けてサンタクロース業に従事します。


↓オレンチェロの話はこちら。


日本人の友達にオレンチェロの写真を見せたら、
「ファンタジー感なさすぎ!リアルなおっさんじゃん」と言われました。


確かに、オレンチェロの被っている帽子はTXAPELA(チャペラ)と呼ばれるバスクの伝統的な帽子で、普段からお召しになっている紳士を街中でよく見かけることが出来ます。


でもその代理サンタにリアリティを持たせることによって、子供たちはよりその存在を信じることが出来るのかもしれません。多分。


 
今日は日本式クリスマスをちょっと取り入れ(鳥のオーブン焼き+フライドポテト+クリスマスケーキ)、大人しくオレンチェロの来訪を待とうと思います。



それでは皆様、
ZORIONAK!
Y que pases una feliz Navidad🎄


よいクリスマスイブをお過ごしください。


ももみ