【スペイン】衝撃を受けた出来事
カイショ―!ももみです。
今日はスペインで先日起きた出来事について。
ある日、バスクのとある学校へスカートを履いて登校した男子生徒がいました。
その日男子生徒は先生から注意を受け、スクールカウンセラーのカウンセリングを受けさせられました。
その事実がSNS上で拡散された結果、数日後、スペインのいくつかの学校では男子生徒や男性教職員がスカートを履いて登校し、上記の学校の対応について抗議しました。
この出来事を知ったとき、私はただただ衝撃を受けました。
また同時に恥ずかしく思いました。
何故なら、私の中の常識では男子生徒がスカートを履いて登校したら先生から注意を受けるのは当然だし、カウンセリングを受けさせる対応も間違っていると思えないからです。
そんな風に考えることが誤っていると知っているにも関わらず、そう考えてしまう自分が本当に恥ずかしい。
かのアインシュタイン先生はこんな風に言っています。
Common sense is the collection of prejudices acquired by age 18.
常識っつーのは18歳までに集めた偏見のコレクションのことだよ、と。
私は自分の偏見コレクションを見るとき、本当に嫌な気持ちになります。
例えば女性蔑視。例えば人種差別。
自分の持っているコレクションの何と醜く歪んでいることか。
だから私は自分の常識を疑うことを忘れてはならないと何度も思うのです。
自分の常識だけを信じて、考えることを放棄したり知ることをやめてしまうことだけは避けたい。だってそれってみじめだしかっこ悪いから。
幸いなことに現代は色々な情報を垣根無く集めることが出来ます。
いつでも自分の常識の外側のものを受け入れられる人間でいたいと改めて思った出来事でした。
それでは、アグール
ももみ
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