【クリスマス】バスクのクリスマス
こんにちは、ももみです。
今日はクリスマスのお話!
日本でクリスマスっていうとドイツのクリスマスマーケットとかが非常に有名ですが、スペイン人も相当のクリスマス好き。
好きっていうよりも、重要なものって感じかなぁ。
まず、長い。
12月25日のクリスマスからスタートして、1月6日までがクリスマス。
嘘じゃないよ、本当だよ。
12月25日の朝と1月6日の朝にプレゼントをもらいます。(?!)
あと、登場人物が多い。
サンタクロースはバスク的にはいません。(??!)
バスクにいるのはオレンチェロ(Olentzero)とレイエス・マゴス(Reyes Magos)です。
レイエス・マゴスは三人組なので、計四名がサンタクロース的な役割を持ってます。
(完全に余談ですがカタルーニャ的にもサンタクロースは不在です。その代わりTió de Nadalと呼ばれるうんこ(プレゼントを排泄)する木がいます。)
子どもには、サンタクロースがオレンチェロを派遣すると説明しています。
バスクのサンタであるオレンチェロは、良い子にはプレゼントを持ってきてくれるけど悪い子には木炭を持ってきてくれます。それにちなんで、クリスマス近くになるとバスクでは木炭型のお菓子を買うことが出来ます。
ちなみにオレンチェロは石炭工房で働く初老の男性で、黒髪黒ひげにパイプをくわえているちょっとニヒルなデザインになってます。
悪い子に石炭くれるのも納得。
うんこする木はこちら↓
そんな国をあげて盛り上がるクリスマス。
2年前にここでクリスマスを過ごした際は、日本とは違うその姿に圧倒されました。
今年はコロナの影響も残っている中どうなるかわかりませんが・・・
皆が楽しみにしているクリスマス。どんな形であろうと素敵な時間が過ごせれば良いなぁと思います。
それでは、アグール
ももみ
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