ばすくくらし

バスク人パートナーのパタタとともにスペインはバスクに移住。バスクについていろいろ書きたいと思います。

【コロナ関連】バスクの状況

カイショ―!ももみです。
昨日10月17日付でバスク政府から今後の規制についてお達しが出ました。


10月18日より夜12時以降のバルの閉店を求めるものと、一緒に住んでいない人が集まる場合の人数を6人を上限とするものです。



・・・正直、あまり心強い規制とは思えません。
16日とか、一日で800人とかPCR検査で陽性が出ているような状況なので。。



ちなみに、ここバスクでは学校内でのクラスターなどはほとんど発生していないようです。
では一体どこで感染が広がっているの?ということになりますが、「家庭内」と「バル」が二大要因と思われています。


確かに、バスク(に限らずスペイン全体に言えることですが)の人たちは家族の交流が濃い。毎週末会ってる気がする。(近所に住んでるパタタ姉は毎日会っているのでもはや一緒に住んでいる人扱い)


そしてキス&ハグ文化。最近は新型コロナの影響を受けそれぞれ自粛傾向の強まっている文化ですが、やはり根強い。友人同士では簡略化できたとしても、家族間ではなかなか簡略化出来ないスキンシップの様です。
(ていうか友人同士でも簡略化出来ていないケースも多数)


私は元々違う文化から来た人間なので完全には理解できませんが、もとより人と人の距離が私よりもずっと近い人たちは、適切な形でコミュニケーションをとれなくなることによる弊害への恐怖をより強く感じているのかもしれません。


もちろん、バスク人の中にも状況に応じている人は一定数います・・・が少数派です。
これから冬になるに向けて、今年の新型コロナの影響がどのように遷移していくのか。


心配は尽きないので、美味しいご飯を食べ、リングフィットとランニングしながらコンディションを整えて備えたいと思います。



↓こちらはアルビアスロハス(Alubias rojas)

豆と肉(チョリソー)と芋のスープです。美味しい。



それではアグール


ももみ