カイショー！ももみです。
本日はついでにマドリッドの状態について。

先日マドリッドにて広い範囲でロックダウンが実施されることを記事にしましたが、何とあれ、マドリッド自治州が行った措置ではなく、スペイン政府からの指示だったそうです！
（当初知りませんでした・・・）

これって実は困ったこと。

スペイン政府は非常事態を宣言することは出来るものの、ロックダウンについては各自治州に権限が委ねられているのです。
マドリッド自治州的にはロックダウンにゴーサイン出てなかったんですね・・・

案の状、スペイン政府のロックダウンの指示に一旦従ったマドリッド自治州ですが、裁判所へ異議申し立て的なことをした結果、１０月８日付で裁判所にて「スペイン政府によるマドリッド自治州のロックダウンは違法」と判決が出ました。
（スペインの法律不勉強なため、正確な行政訴訟の内容を把握しておりません・・・それっぽい異議申し立てとしてみましたが、、、ご容赦ください。）

そりゃぁ違法って言われちゃいますよね。
越権してんだもん。

ということで、同日付でマドリッドのロックダウンは一気に緩和されました。
（一部生きています）

でもでも、ロックダウンした方が良くない？
来週月曜日には祝日があるので、連休を利用してたくさんの人が移動する可能性が高いです。

第一波の時のことを是非思い出していただきたい・・・
人が一気にマドリッドから流出した結果、様々な地方で感染が流行したことを。。

残念ながら私にはマドリッド自治州の考えがよくわかりません。
（ちなみにスペイン政府の与党とは対立した党がマドリッド自治州の与党です）

ちょっと今後の懸案事項になりそうな今回の出来事でした。

それでは、アグール

ももみ