ばすくくらし

バスク人パートナーのパタタとともにスペインはバスクに移住。バスクについていろいろ書きたいと思います。

【パレハデエチョ】って何?

こんにちは、ももみです。


今回は表題の「パレハデエチョ(Pareja de echo)」について記述していきたいと思います。


このパレハデエチョというのは、スペインでのパートナーシップ制度のことを指しています。あと、日本ではパートナーシップ制度というと同性パートナーとの婚姻の代替と捉えられることも多いかと思いますが、異性パートナーと結ぶ案件も多くあります。


日本でも渋谷区などのいくつかの自治体で独自に認められていますが、スペインのそれとはかなり性質が異なります。



私とパートナー(以下、パタタ)はこの度のスペイン移住にあたり、日本出国前からパレハデエチョを申請することを決めていました。


結婚する選択肢もありますが、まだ結婚する段でもないような・・・
でもスペインに移住するために滞在許可が欲しい・・・


そんな私たちにちょうど良い制度がスペインでのパートナーシップ制度、パレハデエチョだったのです。



パレハデエチョの申請から居住許可取得までの大まかな流れは、
1.渡西(日本人は3か月間観光者として滞在可能)

2.パレハデエチョの申請

3.パレハデエチョ成立

4.居住許可(労働許可)申請

5.5年間の居住許可取得


この申請、なかなか肝を冷やされます。
なんせ情報が少ない。


日本にあるスペイン大使館に行った時なんて、「あなた達の現状だと、パレハデエチョは通らないと思うよ」と言われ、私の申請したバスク地方では、ベテランっぽい担当官の方から「日本人のパレハデエチョはこれまで2件くらいしか見てないなぁ」とか言われる始末。。


圧倒的に件数が少ないみたいです。


ということで、今後同様の申請をしたい人の何らかの助けになることを願い、明日の記事にて私の経験した申請について記述します。


ただし、パレハデエチョは自治体によって必要書類・要件等全て異なること、また担当毎の見解も大きく異なるということ、当該記事(本記事及び明日付け記事)はパレハデエチョの成立を保障するものではないことをご承知おきの上、ご参考にしていただければと思います。


それでは、アグール


ももみ