【バスク】バスクという国とバスク語
こんにちは、ももみです。
このブログのタイトルは【ばすくくらし】
その名の通り、バスクでの暮らしについて書いていきたいなと思ったからです。
そもそも日本で生活していたときにはなかなか聞くことのなかった「バスク」
スペインのバスク地方?それともバスクという国?
「どっちも正解だと思う」が私の回答です。
スペイン語のスペインの地図を見ても、バスクは「País Basco」と表記されているんですよ。日本語でいうところの「バスク国」スペインが国って言っているんだから国で良いんじゃない
このバスク、実はスペインとフランスの二か国にまたがっている山で囲まれた土地です。
しかし国内にはスペイン語でもないフランス語でもない「バスク語」という言語が存在しており、それぞれ訛りはあるものの(どっちが正しいのかは私は知らん)共通の言語となっています。
素晴らしいのは、バスク語はいずれの二つの言語とも似通っていないのです。
発音の方法も異なるし文法も異なる。何なら日本語の方が近い表現のことがある位。
それくらい独立した言語を維持しているというのも国として認識して良いんじゃないかなと思う原因の一つ。
しかしこの言語の維持って思った以上に大変そうで、バスク政府はとても努力しているんだなと感じます。
まずバスクにある学校の内、いくつかの学校ではバスク語での履修をすることが出来ます。
「バスク語の履修」ではなく「バスク語での履修」です。平たく言って狂気。
今日、やっぱり便利なスペイン語の方が幅を利かせてきているので、家庭で多く話されている言語はスペイン語。市中もスペイン語。
(バスク語での挨拶等はよく耳にします)
なのでもちろん子供達も大体スペイン語で育ってます。
そんななか、バスク語での学校生活。3歳から。
・・・私だったら発狂しているかも。
スペイン語の授業だけスペイン語で話すらしい。うん、まあね。。
もちろん英語等の授業もあるそう。バスク怖い。。
そんな超絶スパルタ環境で叩き込まれるバスク語、就活の際の指標になることもあるそう。(特に官公庁)
素敵な環境のような、鬼のような環境のような。
ちなみにバスク語の文法って難しいんですよ。
私は早々に白旗を掲げました。必要な単語だけ使えればいいかな、と。
そんな言語の他にも、バスクではバスク人達のバスクへの愛を感じることが多々あります。
折角なのでその時々発見したことを随時書いていきたいなと思ってます。
多分、次回書くときは「ビルバオのタイル」
それでは、アグール
ももみ
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