ばすくくらし

バスク人パートナーのパタタとともにスペインはバスクに移住。バスクについていろいろ書きたいと思います。

【病院】デビュー2

エグノン!ももみです。


昨日お話した通り、歯医者さんに行ってきました。
そのお話。



まず初めに・・・


私は現在スペイン語勉強中です。
DELEのB1を昨年末まで勉強しており、今年からB2に着手したいなぁと思っているところ。
試験とかは受けていないから正式な言語レベルは不明。


日常生活的には、ネイティブ同士が話しているのを聞いて、話の概要はおおむね理解出来るものの詳細は正確さに欠ける。そしてたまに迷子になって何もわかんなくなっちゃう感じ。
話すのはさらに苦手なので、ゆっくり話せるが受け手の理解度によっては会話が成立しない(;´∀`)


・・・こんなんで歯医者さんとか、無理っしょ。


昨今のコロナっちの影響により、病院も付き添いにはなかなかの制限があります。
4~5歳の子供ならまだしも、立派に成人している場合には一人で行くのが基本。



なので、歯医者さんに行くときの一番の恐怖は「パタタの同席をゆるしてもらえないこと」
一人で歯医者さんと話さないといけなくなったらどうしよう( ゚Д゚)
というものでした。


スペインの歯医者さんレベルは安心して良いと予め聞いていたので、技術的な心配はありませんでした。


とにかく「パタタの同席」を許してもらえなかったらどうしよう!
この一点が心配で心配で・・・


家を出る時なんて、
「私は今日は日本語しか話さない!英語も話さないから!」
と高らかに宣言しておりました。



結論としては。


めっちゃ気の良いおばちゃま先生で、パタタの入室も快くゆるしてくれました。
ていうか、私がソロで行って困るのはおばちゃま先生だからね!賢明な判断だったと思うよ!!(≧▽≦)



歯医者さんに着くと、まず初めに問診タブレットの入力がありました。
スペイン語のみ装備www
私が今までやったスペイン語読解の中で最も難しかったです。


私はというと、そもそもタブレットに触れずにパタタに丸投げしました。
普段だったらもっと頑張ってみるところですが、ここでうっかり頑張って一人で診察室入室なんてなったらシャレになりません。
「この哀れな日本人はパタタ抜きでは全くコミュニケーションとれません」アピールを貫きました。


その努力が実を結び(?)、診察室へ呼ばれたときにはパタタ共々呼ばれました。


ビックリしたのは、診察室へ到着する前にレントゲンを激写(!)
特に説明もなくレントゲンを撮影(全体)w
(もちろん問診タブレットでレントゲン撮影に問題ないことは入力していました)



そしてその次に診察室へ通されました。


診察室で診察するのかと思いきや、ちょっとレントゲン写真の話をした段階でおもむろに私の口に何かを突っ込んだおばちゃま先生。
特段説明の無いまま二度目のレントゲン撮影(部分)w


そしてその後二枚の写真を見ながら診察が始まりました。



兎に角しゃべるおばちゃま先生。
私に話しかけるときは動詞を辞書系(活用なし)にしてわかりやすくしてくれるものの、基本カジュアルに話すので話の概要を掴むので精一杯。。


パタタ入室OKで良かった・・・


わからないところをパタタに聞きながら話を進めて数分ほど経過したところ。
おばちゃま先生が突然驚いたように
「日本語が話せるの?!」とパタタに尋ねました。


同席していた歯科衛生士さんが「もちろん、二人で普段会話してるんだから話せるでしょ」と言っていましたが、それでもなお驚いているおばちゃま先生。


「日本語難しいでしょ?」「何で話せるの??」


と診察そっちのけでパタタへ質問し始めましたw
自由ww



パタタが数年日本で暮らしていたことなど一通り話し、おばちゃま先生が「でも日本よりスペインの方が住みやすいでしょ!だって日本には良いバルは無いでしょ?」と断言したところでその日の診察は終了しましたw


いや、もちろんちゃんと歯は見てくれて、今後の方針も決めてくれましたよ。
横に逸れたものの、納得のいく内容でした。


そしてその後は「お会計無し」「領収書無し(支払っていないんだから当然だけど)」の無し無しで受付のお姉さんに挨拶だけして歯医者さんを出ました。



結構なカルチャーショックを受けた医療機関デビューでした。
まだしばらく一人では行かれないな、これ。


ちなみに、今日の受信内容はプライベート保険のアプリから確認出来るようになっています。
だから、次回受診の際に違う医療機関でも、違う先生でもちゃんと情報共有できるのです。素晴らしい。



以上、私のバスク医療機関デビュー話でした。
でも一番は医療機関に行かなくて済むことだよね~


では、アグール


ももみ